田舎育児~そこが食べたい~
息子は、魚が好きです。
毎日、魚でも良いレベルの魚好きです。
海が近くにあるので、スーパーなどでも魚が1尾そのまま売っていたりします。
最初の出会いは、マスの頭でした。
その日の特売は、甘塩のマスの切り身でした。そこになんと、マスの頭部もあり、私と母が食べようとその頭部。他の家族用に身の部分を購入して帰宅しました。
私の皿の上にある焼かれた頭部を見る息子。
『な~(息子)のは、お皿にあるでしょ』
「な~、それ食べたい」と、私の皿の上の頭部を指差す息子。
『あげないよ、これは、ママの』
「な~、食べたい。ママの食べたい、、、」泣きそうになる息子。
母「な~、食べられないかもしれないから、バッバの味見してみな」
と、母。自分の分からゲテモノっぽく食べなそうな、マスの目を息子の皿に入れる。
ためらう息子。
悩む
悩む
そして、パクッと食べ、、、(´~`)モグモグ
「美味しい( ゚v^ )!! 」
えっ?食べるの?しかも、美味しいとな??
「怖い、食べられな~い」と予想していた反応とは真逆でした。
「ママの目もちょうだい!щ(゚▽゚щ)」
セリフだけだと何とも怖いセリフっぽい息子。
『な~が悩んでる間に食べたよ。目は二つしかないから今日はおしまいです。』
で、あっさりと頷き、残りの御飯を食べた息子でした。
・鮭鍋の時は、どこを食べる?
鮭の頭部やらアラなどは、結構、安く売っているのでこれからの時期は食べる頻度も増えます。
『な~、今日の晩御飯。鮭鍋なんだけど、頭と身、どっち食べるの?』
「頭~」と迷わず答える息子。
鮭鍋から、頭を取り出し、渋々、バラす私。
頭部の皮やら、氷頭なども息子の皿へ入れる。
『骨、あったら、出すんだよ~』と一言付け、加えて息子に皿を渡す。
初っ端から、目を食べる息子。
「目、美味しいね~」
『これ(氷頭)も食べられるからね、味見して~』
と、空っぽになった息子の口に氷頭を放り込む。
「これも美味しいね~」
バクバクと瞬く間になくなる鮭。途中、食べられなかった骨を出すものの順調に完食。
後日、息子と魚を買いに行ったとき。
その時は、息子が最初に食べてハマったマスを買いに行きました。
「ママ、頭、、、ない゚゚(´Д⊂」
そう、その日。頭部は売り切れていました。
店員さんに「ボク、魚の頭食べるの?」
「頭、好き~」と答える息子。
「通だねぇ~、また、今度、入れておくからね~」
と、身を多めに買って、帰宅。
因みに店員さんと息子のやりとりを見て、他のお客さんには笑われていました。
お客さん、じーちゃんやばーちゃんばっかりだったから、面白い話題が提供できて良かったってことにしておこう。。。